「岡崎市立中央図書館HP大量アクセス事件(通称Librahack事件)」(嫁さんに質問されたので要約)

ワシ自身、自治体のシステムを作ったり運用仕事をしていることから、
政治ネタと社会システム系ネタはチェックしている。

今日家で夜食を食べてる時に、
「例の図書館システムの件、結局どんな問題なの?」
と嫁さんにきかれた。

この図書館システムの件、というのは「岡崎市立中央図書館HP大量アクセス事件(通称Librahack事件)」のことである。
語弊もあるかもしれないが、IT初心者?の嫁向けにまとめると以下のような状況をまとめる。

【簡単な時系列】
①librahack氏(ツイッターのアカウント名より)が、自作プログラムで図書館の情報を収集するプログラムを作成。
 (いわゆるマッシュアップ用プログラムで、新着図書の予約とAmazonでの購入を行うプログラムらしい)
②岡崎市立図書館のホームページ(HP)にアクセス。
③実際のリクエスト数は別だろうが、4月2日から15日にかけて、岡崎市中央図書館のホームページに、計約33,000回のアクセスを繰り返した
④「③」の結果、ホームページを閲覧しにくい状態となった。
⑤図書館側が被害届を出す。
⑥いろいろ調査
⑦20日間の勾留を経て不起訴処分(起訴猶予)
※詳しい時系列はまとめサイト(http://www26.atwiki.jp/librahack/pages/16.html)を参照ください

余りにもいろんな問題があり、各立ち場において課題を抽出します。(全部じゃないです)

■Librahack氏の課題
・ありません
 「RFC 2616 HTTP/1.1の14.22」には提起されてますが、「特に、ロボットエージェントは、受信後に問題が起きた場合にロボットを操作している責任者に連絡を取るために、このヘッダを含めるべきである。」って感じなんですが、これが欠けてた?ぐらいですが。こんなもの課題にされたら、世の趣味プログラマーが死滅します。

■岡崎市立中央図書館の問題
・三菱電機インフォメーションシステムズとの関係が不明確なため何とも言えないですが・・・・ベンダーとちゃんと連携できていなかったのでしょう。
・被害届前に4名の個人情報とアクセスログを提出したこと。
 ※これは岡崎市個人情報保護条例第8条、図書館の自由に関する宣言の第3の2で謳われている
  「図書館は、読書記録以外の図書館の利用事実に関しても、利用者のプライバシーを侵さない。」という言葉とも矛盾

■三菱電機インフォメーションシステムズの問題
・正直下記のサイトを見ていただくのが良いのですが、あまりにもゴミなシステムを納品していること。
 しかも、サーバ性能をどれだけ上げても、今回と同じ問題が発生するというプログラムの根本的な欠陥がある。
 (この辺からは保守契約の内容にもよるのですが・・・)
・最大の問題はソフトの問題で検索が遅く使いづらかったため図書館職員から苦情があった際には,「ハードの性能が低いからだ」と答えていたようです。
 これが口頭による一次報告とかでなく、レポートレベルで出されたものだと、うちの会社なら虚偽報告で始末書物です。
・トドメは、朝日新聞記者神田大介氏が取材行動をはじめた6月24日前後の段階で、 三菱電機インフォメーションシステムズは岡崎と同様の障害を貝塚市以外に把握していなかったこと。
(私見)
 正直私もベンダーの立ち場なので、どんなことがあったのか想像がつきます。
 しかしそれなりに技術を持った担当者が、誠実に調査・対処すればこんなことはおこらなかったとでしょう。
 保守契約とかME&Sがもらえてないとかの事情があるかもしれないけど、この報道による損失は会社として大きいです。

 すくなくとも、自分が自治体担当者で図書システムのリプレースを考慮している場合、要求仕様書にこの辺の問題への対策と保守のルールと責任分解の提出を追加します。
 たとえ価格で該当業者に決まったとしても、確実にキックオフ会議で「本件のような事態への事前対処。また保守契約期間において発見された場合の瑕疵対応や体制・保守ルールの制定 などなど」
 確認要求山盛りでしょうね。

■愛知県警の問題、裁判所の問題、検察の問題
・難しいところです。
 システム内の話であるため、安易に結果はだせません。
 担当に判断できずとも、第三者の調査ができなかったなどの課題があります。
 また今回は不起訴処分(起訴猶予処分)です。これは前科はないものの前歴として記録されます。
 これは将来不利な情報となります。これが嫌疑不十分,または嫌疑なしと判断すべきであったのでしょう。

 ただし一部報道やツイッターで「警察によって表現を変更された調書」に促され不本意な調書にサインをさせる・・・というのがあります。
 これはシャレになりません。
 人間極限状態には結構簡単に陥ります。警察に拘留されるというのは、それこそ捕まる覚悟のある人間以外は・・・

 
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とまあ、こんなことを説明しました。
ただし家の中の会話なのでオチを付けることは忘れません。

図書館長曰く「 違法性が無い事は知っていた が,図書館に了解なく繰り返しアクセスしたことが問題

図書館のホームページをアクセスするには、事前に図書館に電話なり窓口なりで連絡して了解もらわないといけないんですね!(笑)
と話しました。まあ、我が家も浦安市さんの図書館のサイトを利用しています。なんせ、Web予約すると駅前の窓口に配送してくれるので
家から3分で受け取れる。返すのも窓口なので本当に便利です。

正確な情報や詳しい情報などは以下のサイトをご覧ください。
高木浩光@自宅の日記(7月10日と8月9日~9月5日現在)
 ・http://takagi-hiromitsu.jp/diary/

岡崎市立中央図書館事件 議論と検証のまとめ
 ・http://www26.atwiki.jp/librahack/

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おまけ。
 人は間違いを必ずおこすものです。バグにしろ判断にしろ。
 発生させないのはベストであり、そのための日々の作業が重要です。
 しかし、いざ発生した場合の対処をどのようにするか。
 ここでお客様との信頼関係が構築されます。
 日本人だからではないですが、誠実であること。これは一つの美徳であり、問題を解決させるための数少ない対処方法だとおもいます。
 まあ、誠実であるために小手先の技も弄しないといけないのが、社会だったり会社だったりするんですが・・・

※日記のコメントはMixiでのみ受け付けてます。

【第5回MMD杯本選】を応援した?

さて閉会式です。
http://www31.atwiki.jp/mmdcup/pages/163.html

まずは、運営の方々おつかれさまでした。
そして参加された方々、素晴らしい作品の数々おつかれさまでした。

結果を論じるのは簡単ですが、やはり今回は総じてレベル高かった。
一度見直しましたが、やはり・・・レベルが高かった。
そしてきっと、第六回みたら同じことを言うと思う(ぉ

作品を生み出しても、新しい発想や技術がうまれる。
また次が始まる。
辛いとおもうこともあるが、また楽しいし楽しみだ。

最後に
■■■■ 第5回MMD杯エキシビション■■■■

御大将は最強だとおもう

☆感動返せ

☆感動どこへ?

以上。

【第5回MMD杯本選】を応援しよう その3

1.2はアル意味予選段階でチェックしていた作品ですが、
その3では本編を拝見して面白いと思ったものをご紹介します。
MMDの正常進化系と異端系?の饗宴ですね。

【第5回MMD杯本選】MMD応援団(作者 針金さん)

お、ワシが4分付近から観客にいる!
ってのは良いとして、着眼点が面白い。
プログラム制御でパネルを制御ということですが、発想の勝利ですね。

【第5回MMD杯本選】 I’m ALIVE(作者 大胸筋矯正ブラジャ さん)

I’m Alive!自体好きなのもあるが、全体がディズニーチャンネルのライブPVというか、アメリカ系ローティーン向けの構成で好感度高し。
なぜだろう。すごく新鮮に見れる。
バンドものは、けいおん意識したものが多くて拒否反応でてたのに・・・・orz

【第5回MMD杯本選】boxel【VmdScript】(作者 極北P)

Unlimited Cube Works
「体は箱で出来ている」
ってより
そういうソフトじゃねぇからこれ!
とか
だれが物理シミュレータを作れと言ったw
という突っ込みが良く似合う。
さすがMMD杯。右斜め上に突き抜けた作品がでてきたと感じる作品。

個人の趣味で3回もご紹介してしまいましたが、良い作品はほかにもたくさんあります。
顔芸ものは個人的趣向により除外したり、あえてご紹介しなかった良作(たとえばG様Pの作品とか)とか・・・
是非みなさんもいろんな作品にふれニコニコしてください。

とりあえず、次書くとしたら結果発表後でしょうか?

【第5回MMD杯本選】を応援しよう その2

【第5回MMD杯本選】を応援しよう その1 を先にお読みいただければ幸い。

4.【第5回MMD杯本選】少し楽しくなるMMD(作者  ストームP)

まずは懐かしい。中曽根OFFって、それこそニコ動大規模OFFの走りだったんじゃないかな?
次にこれだけのモデルがMMDに存在する驚き。
完成度もさることながら、ああこの頃が無かったら、ニコ動みてなかったのか?
とオヤジは思う。そしてオチは秀逸。

5.【第5回MMD杯本選】BREEZE Full dance ver.(作者 あっぱれP)

もともと仏壇仮面氏のファンなので、とても楽しみにしていた作品。
モーションの出来もすばらしい。背景のネタについては、賛否両論がでるだろう・・・。
個人的には、大会後にでもネタ無しVerがほしいところ。(ネタ在りVerも良いが、じっくりダンスを見たいから)
しかし、踊ってみたとMMDのコラボも増えてきて、ワシ的にはうれしい限り。

6.【第5回MMD杯本選】Rhythm Nation【Janet Jackson】(作者 澪姉 さん)

今回ダンス系の一押し。
前回のマイケルPVに魂が宿ったように、今回はジャネットPVに魂が・・・・

ちなみに多摩は海外だとおもう。練馬は自治区で、我が浦安は「だいたい日本」の舞浜サーバ。

7.【第5回MMD杯本選】 アイドルマスターDS KOTOKO Princess Bride!(作者 MCFP)

えらく懐かしい素材。と思いきや、コメントアートとの連動がすさまじい。
MMD杯ではアル意味反則?と思わなくもないが、ニコニコ動画はコメントあってこそ。
コメントアートの完成度は、職人ホイホイ。むしろ職人と楽しむ動画である。

『全体を思うこと』
MMDのレベルがすごいことになってきている。

こんな本が発売されるぐらいだから、浸透をはじめているのだろう。
しかし特殊効果、編集技術が目についてきているのもたしか。
良くもわるくも、アイマスのPVのように高ランクの人のみが残るようになってしまうのかな・・・
しかし裾のが広がれば、傑作が生まれやすくなるのも確か。
ぜひ広がってほしい。

最後に東方厨として

いままでリグルは好きになれなかったが、ライダーと考えると一気に好きになれそうだ!

【第5回MMD杯本選】を応援しよう その1

ということで、いろいろとお世話になっているニコ動のコミュの一つのイベント、
MMD杯について記載します。

MMD杯についての詳細は、 MMD杯公式HP(http://www31.atwiki.jp/mmdcup/ )をご参照ください。

MMD自体 フリーの3Dソフトとして展開され、物理演算なども実装されていることから、初心者にお勧めなソフトですね。
逆に言えば、腕次第でこの大会の出品作品のような高レベルなものを作れるという良い目標だとおもいます。

では、能書きは良いので私ことtaisaのお勧めの本編作品をいくつかご紹介しましょう。
ぜひ、気に入っていただけたらマイリストに放り込んでくださいな。

1.【第5回MMD杯本選】 Bad AApple!!  (作者 6666AAP)

影絵VerのBadAppleのパロディと言えば簡単ですが、
2chAAやニコ動ネタを多数組み込まれた作品。技術よりもそのネタ選定のセンスと完成度の勝負がすばらしい。
学生時代を同人活動と2ch初期に埋もれるように走り抜け、今では人の親になってもライトにこの世界を楽しむ。
時代を感じずにはいられない作品です。

2.【第5回MMD杯本選】GUMIで「君の知らない物語」【PV】(作者 danchoP)

danchoPは高度なダンスモーションというイメージを私は持っていました。
しかし今回はその技術をいかんなく発揮し、ショートドラマ風味に仕立てた作品。
ベースとなっている「君の知らない物語」が好きで、さらにGUMIカバーが余りにも神調教というのを差し引いても、
これ・・・コミケとかで売ってたら、開幕買いを売り子にお願いするレベルかとおもいます。
(ちなみに予選紹介でも書きましたが、http://www.nicovideo.jp/watch/sm9694663 は、
 私の魔理沙のイメージを変えたのは事実。もうお茶らけただけのキャラにはしない。
 幻想郷でもっとも成功したエンターテイナーである。)

3.【第5回MMD杯本選】 ちょっと宇宙行ってくる!SOMESAT PV

SOMESATProjectのPVである。大学の研究室の雰囲気がたのしい。
理系研究室でアホなことをやった人間は、経験あるのではないだろうか。
一つの目標に全力で向かう。
「技術の無駄使い」
これは一つのテーマであり、じつは今の日本にもっとも不足しているものと・・・30越えのオヤジは思います。

少なくとも二番でいいのではないかなんて言う政治家が大臣やってるような状態では、将来は暗い。
夢を見て、ロマンを追っかけて、作品を作る。つぶれる夢も多いが、数個は輝く。その実現した夢をみて、また夢をみる。
息子にこの辺のことをつたえられるかな・・・ほんとうに。

以上
その2に続く。

社怪人の余暇