2019年9月21日土曜日

キノコ煮込みに秘密のスパイスを

更新メモ ( ゚д゚)<久々に読み返したのでご紹介

SS
 本編 :http://ncode.syosetu.com/n2587cb/
小説家になろう 様



■紹介(抜粋)
流川弥生は情報機関公安調査庁に勤務するスパイ。
その敵は某国とその在日組織、隠語で「マルセ」と呼ばれている。
弥生の前途は有望であったが、上司と対立して横浜へ左遷されてしまう。
横浜では一切の仕事が許されない「庁内ニート」としての扱いが待っていた。
弥生の心は折れ、喫煙室に引き籠もって漫画やネット巡回に励む日常を過ごす。
外見もストレスで無惨なピザデブに。
まさに身も心も腐り果ててしまう。
そんな弥生を慰めるのはMMO「マッシュ」でのひと時、「みつき」として相方「ねぎ」と一緒に冒険を楽しむ時間だった。
バレンタインデー、弥生は久々の尾行につくも、対象者に気付かれてしまう。
窮地に陥る弥生、そこに謎の女性が現れて──。

【日本推理作家協会賞(推協賞)作家の鈴木輝一郎先生から「江戸川乱歩賞獲れた推理小説」として絶賛されました(作品下にリンク有)】
【「週刊ポスト(平成27年9月4日号)」で紹介されました(作品下にリンク有)】
※「こんな弟クンは欲しくありませんか?」の同一日付とリンクしています。
※ピクシブ文芸、カクヨム、ノベラボ、本サイトにも同時投稿しています
※検索用ワード:「北朝鮮」「朝鮮総聯」





■コメント
 天満川鈴氏の作品

 紹介にもあるように珍しい書評がついている作品。
 経験を感じる箇所が作品のいたるところにあり、珍しくしっかりした取材や仕事も含めた交友関係がある方の作品かな?とおもっていたら、どうやら元公安調査庁職員らしい。国家一種経済職→入庁。イスラム過激派などの国際テロ、北朝鮮を担当と、なるほどとおもわせる経歴。

 それはさておき現代推理ものとしても十分以上に面白い。MMO要素などはある意味今ならあたりまえの生活感。その中で進む現実と事件。文体の崩れなどもなく、加筆修正され出版されれば、ぜひ読みたい作品。









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