2019年7月30日火曜日

cintiq21UX DTZ-2100をWindows10で動かそう


最近中古市場やヤフオク、ジモティーなどでcintiq21UX DTZ-2100が3万円程度で出回ってきています。
※2019/7/9時点



21インチ(1600x1200)の液晶タブレット


この言葉が気になる人は、板タブユーザーか13インチクラスの小型液タブを利用しているユーザーかとおもいます。


正直言えば新品のWACOM液タブを買うのが一番です。
16インチクラスなら7万円でお釣りがくるぐらいで買えます。
しかし以前から13インチを使っていたユーザーが上を目指すとき、16インチクラスは、
「約3インチUPにお金7マン出せる?」
と正直迷いました。
一人暮らしでお金が自由になるユーザーや、バイトなどをがんばった学生は買えるかもしれませんが、家庭持ちだと
 ^ω^)・・・迷う。




かといって数年前から見るようになった中国製(Huion)の19インチ液タブは4万台。
中国製がという偏見は無しにしてもPHOTOSHOPメインで使う自分としては、動くらしいがWACOMの信頼とトレードするのはすごく迷う。(ただのWACOM信者)






そんなとき、中古市場に出回っていたのがcintiq21UX DTZ-2100です。
自分は幸いにして、絵が趣味という人から状態が良いものを2万程度で譲っていただきました。

■問題点1 Windows10未サポート

ただし注意すべき点があります。
https://tablet.wacom.co.jp/products/cintiq/dtz2100/

こちら日本のメインサイトではWindows10がサポート対象外です!

オークションなどでWindows10で動くとおもって落札したら実は動かない! という事実におどろいた人もいるかもしれません。Windows8.1を使っている人ならば問題ないのですが、最近はWindows10が主流。

しかし、あきらめる前に以下をためしてみてください。

対策.WACOMアジアのサイトから「WacomTablet_6.3.15-3.exe」をダウンロードする

https://www.wacom.com/en-jp/support/product-support/drivers

 Drivers for Intuos3, Cintiq21, and Cintiq20 (DTZ)
 の欄にあるWindows - Driver 6.3.15-3 (Win 7, 8 and 10)です。

我が家では、これで安定してうごきました。


■問題点2 DTZ-2100 がプラグ&プレイモニタとして認識して色調調整ができない

我が家では残念なことに黄色の発色が若干強くでているがモニタの調整ができません。
こちらはグラフィックボード側の問題もあります。

そこで力業、外部ディスプレイをつける。

これは昔からやっていた対策なのですが、液晶タブレットはどうしても見た目の色調と印刷物の色調があいません。調整もいまいち。(最新機種は改善されてるらしい)
なのでさっくり色調はある程度諦めて最終調整用に外部ディスプレイを用意しちゃいましょう

自分はEIZOのEV2451を愛用しています。癖が若干ありますが色調調整である程度カバーでき、目に優しい発色なので気に入っています。




■最後に感想
自分はWACOMの13インチ液タブからcintiq21UX DTZ-2100にのりかえました。
古い品ですのでいつまで使えるかわかりませんが、大画面になり作業が楽になりました。
作業速度も前以上になったので逆になぜ13インチで満足していたのか? と疑問に思うほどです。

以上




cintiq21UX DTZ-2100 を考えてるんだけど、Windows10非対応を知って残念におもった人向けレビュー




ブログ アーカイブ